ウィルスの感染が広がるための条件は2つ。
 
第一に、ウィルス本体の感染力。
 
感染した1人から何人に感染するか。3人とか5人とかね。
 
第二に、感染のための環境。
 
三密とかソーシャルディスタンス、
 
つまり飛沫がかかる・かからないという。
 
ビジネス、マーケティングの場合もこれと同じ。
 
商品は手で触れるモノであろうと
 
目に見えないサービスであろうと
 
つまるところアイデアである。
 
レストランやエステサロンなどの
 
店舗すらスペース(空間)はあるものの、
 
その実体はアイデアであり、お客さんの脳内にしか存在できない。
 
つまり市場は脳内にある。
 
脳内にしかない。
 
商売繁盛している、というのはウィルスでいうと
 
「流行している」という状態だ。
 
「風邪が流行ってる」
 
「インフルエンザが流行ってる」
 
「キメツ流行ってる」
 
すると繁盛するためには
 
感染力高いアイデア=商品(製品・サービス)
  ✕
感染のための環境
 
があればいい。
 
だから、フォーカス・マーケティングでは、
 
日頃からお客さんとエコシステム、コミュニティ
 
を作っておくことを勧めている。
 
「感染のための良環境」を作るためだ。
 
「大阪をシリコンバレーにする!」ビジョンのもと、
 
個人・中小企業経営者のための勉強会MAIDOを立ち上げたのが2011年。
 
それから6年かけて感染力高いコミュニティができた。
 
今は分化した小さなコミュニティが活発に活動している。
 
コミュニティも小から大へ、そしてやがて小へ行く。
 
JOYWOWも感染力ハンパないコミュニティだ。
 
しかし、これも「手入れ」していないと感染力が弱まる。
 
ウィルスの実効再生産数というのがこれで、
 
1を割ったら感染の流行が終息したとされる。
 
商品が売れなくなる、店に閑古鳥が鳴き始めるのはこの状態。
 
日頃からのお客さんとの何気ない対話が鍵で、
 
だからこそ、発信力、対話力が大事だ。
 
市場は脳内にある。
 
外出自粛で物理的にお店に来てもらえない、
 
食べにきてもらえない、
 
買いに来てもらえない
 
となったいま、
 
「市場は脳内にある」というのはとても救いになる。
 
店舗という物理的スペースは幻想に過ぎず、
 
実際に存在しているのはお客さんの脳内。
 
だから、スペースを再定義して発信すればいい。
 
明日のJOYWOWオンライン「AC時代のビジネス」ではこんなお話をします。
 
定員100名に対し185名と、大幅に超えてしまっているので(笑)、
 
募集は締め切ってますが、
 
リアルタイムにライブ参加できない人のためには
 
You Tubeを用意します。
 
また、定期的にやります。
 
みんなで、この事態を、
 
JOY+WOW+LOVE and FUNに乗り切りましょう!
 
*写真は2000年ごろ。大阪の勉強会懇親会。これがMAIDOコミュニティの根っこになりました。
 
   このときのみんなに感謝!