「あなたも講師になれる!」VOL.10

えー、「なくて七癖」と申しますが、言葉遣いでも、自分では気づいていないけど、
よく使っちゃう言い回しとかがありますね・・・と落語のまくら風に始めてみました。

まず、冒頭にある「えー」というもの、こいつ、結構無意識に言ってしまってますね。
でもね、落語家でもよく言ってるくらいで、まあ、いいんじゃないかな、と最近
思い始めた。

ぼくは自分の文章でのクセは知っていて、「も」を良く使う。本当によく使う。
「本当に」というのもよく使う。「も」をよく使うことを意識しているので、
他の人の「もが気になる文章」もこれまたすぐに気づいてしまう。
宇多田ヒカルの「Movin’ on without you」の歌詞でも「も」が重なって
いるのにすぐ気づいたくらいである。

文章はわかるが、話し言葉ではわからない。
自分ではわからないからこそ
「クセ」なんだろうね。

でも、気になる言い方というものがあって、いまから挙げるものは、
避けたほうがいいと思います。

☆「~のほう」
「前職は何をなさっていたんですか?」
「雑誌の編集のほうをやっていました」

☆「になります」
「すみません、靴の売り場はどこですか」
「この通路をまっすぐ行った右側になります」

これらはもう口語体として定着してしまっているが、芸として講演を聞いて
戴くのであれば、避けたほうがいい。理由は「知的レベルが問われる」から。

それにしても気になるなあ。ぼくの口癖って、何だろう?

明日明後日(月火)は福井出張なので、ブログはお休みします。

葉山の朝日

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