クリエイションは遠い2つを掛け合わせる時生まれる。
 
たとえば仏壇✕AI(人工知能)。
 
仏壇の中に入っているのはおとうちゃん・おかあちゃん、
 
おじいちゃん・おばあちゃん、ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん
 
・・・だけど、リアルに話をしたりして顔を知ってるのは
 
せいぜいおじいちゃん・おばあちゃんまでで、
 
「ひい」チームになると「運が良ければ」だろう。
 
仏壇の価値の本質を蒸留すると
 
「亡くなった人を振り返る」「魂をなぐさめる」。
 
色褪せた写真が飾られ、定期的に埃を払わないと大変なことになる。
 
ならばいっそ全部クラウドに載せちゃえばどうか。
 
たとえば、オレがあっちに行く前、
 
つまり今から「阪本啓一」をクラウド化しておく。
 
利用者は仏壇アプリ「仏」(ほとけ)をスマホ、パソコン、テレビに入れる。
 
「仏」アプリには「ブッダ」というAIが搭載されていて、
 
コンシェルジュとして音声に音声で答えてくれる。
 
「阪本啓一」のアイコン(写真はイメージです)を
 
タップするとランディングページに行き、
 
「ブッダ、JOYWOWヴォイスお願い」と呼びかける。
 
ブッダ「どのテーマにしますか」
 
あなた「どれでもいいからずっと再生して」
 
ヴォイスの音声が流れ始める。
 
「ブッダ、JOYWOWオンラインお願い」と呼びかける。
 
同じようなやりとりがAIとあって、画面にYou Tubeが映る。
 
家族専用のプライベートデータにアクセスするには
 
ブッダに専用のパスワードを呼びかけると入れる。
 
だから遺言書にはパスワードを書いておく必要がある。
 
ただ、家族の音声をブッダに覚えさせておけば、それでもオッケー。
 
たとえばうちの子どもが
 
「生まれた日」と呼びかけると
 
オレが撮影した生まれたばかりの自分と母親の映像が出てくる。
 
「生まれてきてくれて、ありがとう」というオレの声も入ってる。
 
それを見終わると「こちらはいかが?」
 
とレコメンドがあって「じゃ、お願い」と言うと、
 
オレの独り言が聞こえる。
 
「学校に行かなくなったけど、でも、大丈夫やで。
 
学校なんか、行かんでも全然だいじょうぶやからね」
 
生前から、日記代わりに何か映像や音声で残しておけば、
 
AIが編集、リンク付けしてくれる。
 
阪本にリンクされている「小室由歌利」や
 
JOYWOWコミュニティの仲間にもアクセスできる。
 
「ブッダ、JOYWOWのリンクマップ見せて」と言うと、
 
ずらずらずらーーーーっと見せてくれる。
 
つまり、仏壇が「ライブ」になる。
 
生きている人の役にも立つ。
 
そして。
 
先祖をさかのぼっていくと、
 
みんなどこかでつながっていることに気づく。