「デジタル世界では、リアルにおけるブランドは無力化する」
 
この本は21年前に出たとは思えないほど先見性に満ちている。
 
「組織は不要になり、個人の時代になる」
 
「テレワークが当たり前になる」
 
あまりにすごくて誰が書いたのか表紙を見るとオレだった(笑)
 
すんません、ミスター・エゴサーチなもんで。
 
『パーミションマーケティング』が売れに売れ、
 
柳の下の泥鰌とばかり出版社が予算をたっぷり出してくれて
 
セス・ゴーディンやらシリコンバレー・シリコンアレーの起業家を取材した。
 
読みたくなった人がいると思うけど、中古しかないんじゃないかな。
 
話を戻す。
 
先週土曜日のJOYWOWオンラインを熱心に勉強した良い子なら
 
覚えていると思うが、
 
ぼくたちが「顧客」と呼んでいる人たちは大きく分類して4種類。
 
図の
 
1は濃いファン(コミュニティメンバー)
 
2は濃いファンではないが、顧客
 
3は顧客になってくれそうな近い人
 
4はまったくの白紙。うちの店を知らない。
 
リアルワールドでブランドを確立している大企業や
 
そのブレーンの大手広告代理店にとってのブランドの定義は
 
「製品・サービス本体をピカピカにする」
 
だ。
 
そしてテレビや雑誌に広告出す。
 
そこでつかむのが4の人たち。
 
ギャンブルであり、確率論の世界であり、
 
幸いにも4が顧客になってくれたとしても
 
1つまり濃いファンになっていただくための手当ては皆無である。
 
だから毎回「初めまして」一回こっきりの顧客との出会いを繰り返す。
 
ブランドの定義を間違っているのである。
 
彼らは商品そのものの中にブランドがあると思っているからピカピカ磨く。
 
それをブランディングだと。
 
違う。
 
商品の中にブランドはない。
 
ブランドとは、
 
顧客の脳内でしか生きられないアイデア・ウィルス
 
なのである。
 
この定義ミスは、BC(ビフォーコロナ)のうちも
 
じわじわ響いていたけど、致命傷ではなかった。
 
しかし、コロナ出現した現在の環境では致命的になる。
 
テレビコマーシャルは見ないし、
 
そもそも高額な広告枠を購入する余裕がなくなってきている。
 
「1-3への手当」はこれまでまったくないがしろにしてきた。
 
その結果顧客資産がゼロ。
 
ここから出発しなければならないのだ。
 
その間、阪本塾、MAIDO、JOYWOW塾メンバーは
 
「Google検索されているうちはだめ、
 
お客さんの脳内検索で一位になる椅子取りゲームこそがブランド作り」
 
という課題にこの20年取り組んできた。
 
簡単にいうと、商売に最も重要な顧客資産を築いてきたのだ。
 
差は歴然。
 
脳内検索とは、言い換えれば「あの人から買いたい」だ。
 
個人の発信がそのままブランディングであり、マーケティングであり、
 
顧客資産形成になる。
 
ということで、JOYWOWヴォイスの録音に行きまーす(って隣の部屋なんだけどね)。
 
今日収録するのは「凹(ボコ)を愛そう」と「金めぐりの良い店・悪い店」。