早ければ年内、ユーチューバーは失業すると思う。
 
いや。正確にいうと、You Tubeというメディアが質を変える。
 
お金(円、ドル、元・・・)を稼ぐものではなく
 
ウッフィー
 
(社会通貨。信頼、ありがとう、役に立った、共感・・・)
 
を稼ぐものになる。
 
You Tubeだけでお金を稼ぐのはできなくなり、
 
何か他の商材を販売促進するための広告メディアになる。
 
テレビコマーシャルで、
 
「なんかいい人過ぎて、気持ち悪いなあ」
 
というのがあったら「AC、公共広告機構です」だ。
 
ほんの少し前なら
 
「ああ、東京オリンピックが延期になったから
 
それ関係の中身だったんで差し替えたんだ」と思った。
 
いまは違う。
 
企業がコマーシャルから撤退しているのだ。
 
「不治の病」だった民放テレビのビジネスモデルは
 
これで決定的にダメージを受けた。
 
これでなくなる職業は多い。
 
テレビタレント
 
アイドル
 
局アナ
 
俳優
 
・・・
 
ぼくらの家にあるテレビはU-NEXTやNetflixをストリーミングしたり、
 
ゲームを映すモニターになる。
 
民法テレビ局も、U-NEXTなどのコンテンツストリーマーになる。
 
過去のコンテンツの配信だけだからAI導入すれば社員は5人もいればいいようになる。
 
今回のこの地球変化は不可逆で、
 
決してBC、2019年12月末までの姿へは戻らない。
 
仮にワクチンが開発され普及し、
 
人類が全員新型コロナウィルスの免疫を身につけたとしても、
 
地球の意思は変わらないから、同じようなことは繰り返し起こる。
 
株式市場も消える。
 
世界のごくわずかの富裕層人口に集中していた富は消える。
 
資本主義は崩壊する。
 
だから、
 
2040年に20歳になる今年生まれた子どもに必要なのは「一芸」だ。
 
一芸さえ、持っていれば、それと食べ物を交換できる。
 
ニュースで新宿の飲食店店主が
 
「早く補償をもらわないとやっていけない」
 
とぼやいていた。
 
気の毒だが、彼のビジネスはこうなる前から、あかんかったのである。
 
ピクサー映画『ウォーリー』で、主人公ウォーリーが繰り返し
 
昔の映画の一シーンを観ている(『ハロー! ドーリー』)。
 
新しい映画が創られなくなった世界だ。
 
これから、そうなる。
 
でも、これは暗い話ではなく、
 
たとえばゲーム「あつ森」は参加するみんなが作っていくエンタメだ。
 
キャッチコピーは「何もないから、なんでもできる」。
 
そう。「何もないから、なんでもできる」。
 
とはいえ、あれも「金がなければ始まらない」んだけどね(笑)
 
まあでも、なんでもできる。
 
新しい世界を、創っていこうよ。
 
こんな楽しい時代に生まれたぼくたちはラッキーとしかいいようがないね。
 
*写真は自宅のある人工衛星からウソです。