「もどそう」とするからストレスが生まれる。
そうではなく、これがいま、ぼくたちに与えられた「完璧な環境」なのであり、
大事なのは、どうやって楽しみを生み出せるか。
ぼくたちはいま、人類史に残る「変わり目」を見ている。
BC(Before Christ 紀元前)とAC(After Christ 紀元後)
という言い方があるけど、それに匹敵するような2020年は新しい紀元になる。
BC(Before Corona):経済(拝金主義)ウィルスに脳をやられてた時代。
AC(After Corona):人間サイズで楽しさを存分に味わう時代。
ようやく。
ジャン・ボードリヤールが「すべては消費される『記号』にすぎない」
と喝破したのが1970年(*)。
オレがビジネス1.0から2.0へのバージョンアップを提唱したのが2010年(**)。
ビジネス1.0:人の気持ちと地球を消費し尽くすビジネスのあり方。
ビジネス2.0:人の気持ちと地球をリスペクトするビジネスのあり方。
2019年12月の経済にはもう戻らない。
経済ウィルスにアタマやられた典型例がアメリカと日本の指導者に
なっているのが「終わりの始まり」だとすれば、
子どもたちが学校に行かず、ZOOMやスカイプで遠く離れてても
気の合う友達とチャットしているのは「始まりの始まり」だと思う。
車を一台でも多く売れ!
経営目標は対前年比15%アップやで!
そんなん、もうない。
タワーマンション高層階にお住まい? セレブー
→ ない。
「そんな危ないとこによう住んではるわ」になる。
「大都会のど真ん中やん! 憧れるー」→ ない
「人が密集してて、感染しやすいやん」になる。
経済ウィルスにやられたBC時代のビジネスはこれから徐々に退場していく。
そして、いよいよ、AC時代の、
JOY+WOW+LOVE and FUNを大切にするビジネスの幕開けやねん。
日本の夜明けぜよ!
*Jean Baudrillard, La Société de Consommation
『消費社会の神話と構造』(紀伊國屋書店)
今まさに体験中。
ジモティで自分の不要品を必要としている方へお譲りしている。
「直接手渡し」有償も有れば無償もある。
どの方も素晴らしい笑顔で、目を見て「大切に使います」と仰る。
有償でも、ピン札か、ちゃんと封筒に入れて渡して下さる。
謙遜する毎日。この場で沢山の教えと出会いと生き方を垣間観る。
以前のジモティとは明らかに変わった。
新しい時代の幕開けを痛感したところへこのブログ。
見てたの?