「自分は何が向いているのか、何が強みか、わからないのです」

という人がいる。

「強み」「向いているもの」がどこかにあるのに、自分が気づかない、

あるいは、そもそも「ない」のではないか、という。

ちょっと考え方を変えてみよう。

自分に向いているもの

自分の強み

ではなく

何で役に立てるか?

を自問しよう。

そして、具体的に、実際の行動として、やってみる。

やってやってやりまくって、気がついたら夜だった、

というくらいやったとき、そこにあなたの

強みが見えてくる。

何でもいい。

何でもいいけど、

誰かの役に立っている

ことの喜びの先にしか、自分へのイエスは生まれない。

そんな気がするし、これって、個人に限る話ではなく

そもそも商売は

何で役に立てるか

が形になったものだ。

ブランドの本質、エッセンスも、実はここにある。

ダイソンは流体力学で役に立てると思って掃除機や扇風機、ドライヤーを製品化した。

街のラーメン屋さんも、「うまいラーメンで役に立てる」と思ったから店を始めたし

店をやっている。

シンプルなんだと思う。