ふう。梅田に出かけ、湯水のごとく本を買ってきた。

ネットでも本を買っているから、今日一日で1万円は買ってる。

昨日も同じくらい買ってる。

どうしてこうも本を買うかというと、それが工場でいうところの

原材料だから。

また、ぼくは買った本はこのようにブログやFacebookで公開するポリシーに

している。

なぜなら、表現者として、自分に制限を加えるためだ。

月17本の締め切りがあって、そうなると実質毎日が締め切りで、

書くネタに、「つい」という出来心がうまれないとも限らない。

だから、こうして公開し、だれかとその本をシェアするように

している。

自分の弱さを知ってるからねー(笑)。

いま、「大阪のええもん」のセレクトショップ

天満天神MAIDO屋のブランド・マネジャーとして

開店準備中、その広報戦略として雑誌にターゲットを定めた。

そこで、雑誌を大量に買い込んだ、というわけです。

大阪にはけったいで、コテコテの、いったい何やってるねん?

というおっさんもいるけど、センスいいお店や商品も

いっぱいある。

そこを発見、発掘して、発信していきたいと考えていて、

それでまずは研究からしようと。

そんな中、『孫の力』というミサイル級の面白い雑誌を発見。

これは木楽舎という小黒一三さんが出している本で、

『ソトコト』が有名だね。

小黒さんは築地の出身で、一度だけ短い時間だけど、

仕事でご一緒したことがある。

ぼくが進行をつとめるパネルディスカッションのパネラー

として参加されたためで、事前打ち合わせの席と、

本番のたった二回、それも短い時間だけだったの

だけど、粋な人だった。さすが生粋の江戸っ子は

違う、と思った。

『孫の力』はご推察通り、孫のいる、特に男性向けの雑誌で、

「5分でワンピース最新刊に追いつく」

「一年分のパンツを買いに行く(ブルックスブラザーズ)」

「正月ボケを最高の昼寝で治す」

「王様のトイレをハシゴする(渋谷ヒカリエ)」

「孫に切手を買ってあげる」

「ようこそボケの世界へ

ちょっとボケるのは正常な老化です」

など、抱腹絶倒、読み出したらやめられない面白さ。

うーーーん。

高齢化社会を楽しくしてしまったじゃないか、

小黒さん!

賛成です!