なじみのファミマに大々的に貼り紙が。
写真のように、コーヒーが100円になったよ、
缶コーヒーより安いよ、と。
言わずと知れた、セブンイレブン対抗策である。
セブンは100円コーヒーで先行していて、
しかも「味がうまい!」評判をとっている。
知人のJohnなど「世界一うまい!」と
絶賛である。彼はグルメだから、彼が
うまいと言うのだから一度飲んでみたいと
思うのだがあいにく機会がない。
さて、ここでブランド心理学的にいうと
どうなるか。
ブランド心理学というのはぼくの造語で
畏友田中靖浩さんの影響を受け、
行動経済学をブランドに活かす研究
をしている中で生まれた。
要するに
選ばれるブランドになるための心理学
だ。
言い換えると
選択(チョイス)されるブランドになるのための顧客心理学
コンビニエンスストアに行けば、どこでもコーヒーが100円
というデファクトスタンダードをセブン・イレブンは
一夜にして作ってしまった。
コスト構造はわからないが、コーヒー一杯の変動費は低い、
つまり変動費率が小さいからこそできる値引き戦略なのだろう
が、問題は、その結果、「チョイスされる魅力=チョイス指数」
が高くなったのかどうか。
あるいは、コンビニのコーヒーのおかげで
ドトールのチョイス指数が下がり、モロ売上げの減を
こうむっているのかもしれない(統計がないので、わからない)。
「手軽な価格でおいしいコーヒーを」
というチョイス動機(購買動機)
であれば、ドトールとコンビニ100円コーヒーは確実に
競合する。
しかし、これからが大変だろう。
100円という価格のフレームの中で「差異」を出して
いかないといけないからだ。
100円というプライスプラットフォームの上で、
さて、どんな差異が出せるというのか。
それとも80円コーヒーとか50円コーヒーの
世界に突入するのだろうか。
一緒にパンやサンドイッチを買ってくれたら
採算は取れる、とばかりに。
さて、そもそもコンビニの100円コーヒーは儲かるのだろうか?
この新ネタ「ブランド心理学」
福岡で語り下ろしをします。
【新ネタ!!JW Brand2014ツアー シーズン1(春から夏の先っぽ)】
ブランドをテーマにトークライブ・ツアーを企画しました。
行動経済学と選択理論をブランドに応用するとどうなるか。
プライスのつけかたや商品の並べ方、
見せ方に心理学を応用してみましょう。
【内容】ブランド心理学
14:00 トークライブ開始
・選択の科学
「野生のライオンと動物園のライオン、寿命が長いのはどっち?」
選択の前提はロジックである
・ロジックに焦点を当てよう
・プライシングは「チョイスを加速するため」にある
・プライス・プラットフォーム
・コンビニの100円コーヒーは儲かるか?
など
18:00 終了
終了後、希望者で会場下のBarピアカプリスにて懇親会(費用はワリカン)
【場所】ピアリビング天神オフィス
【参加費用】お一人様2万円(税・テキスト代込)
ブランドメルマガ購読者は10,000円(税・テキスト代込)
学生割引15,000円(30歳以下の学生さんならどこの学校でも割引きます。
社会人で学生、というのはアカン。税・テキスト代込み)
【定員】15名様限定。先着順。
【お申し込み】JOYWOW 小悪魔サミーまで
wow☆joywow.jp ☆をアットマークに変えてください
または
JOYWOW事務局(→クリック!)まで
【ご協力に感謝】ピアリビング(→)
室水房子社長様、会場の無償提供、
そしてBarピアカプリスの貸し切り、ありがとうございます!