ポール・マッカートニーという人は、実はとんでもない人なのではないか

と最近思い始めている。

「アートでアバンギャルドで、先進的」といえばジョン・レノンの専売特許だが、

『ビートルズアンソロジー』を何回も聞き込むほどに、ポールのほうがすごく

実験的なのがわかってきた。

たとえば、『ホワイトアルバム』に入っている(んだっけ? よくわからない)

『グリーンオニオン』という曲のメイキングで、ジョンが効果音を入れている。

それがつまらないんだ(笑)。

ポールの効果音は、たとえば『Tomorrow never knows』(カタカナ表記が面倒くさいので

英語で表記)でその確かな腕がわかる。

ポールの生き方、あり方をざーっとカードにして並べてみたら、ジョンより前衛

だという気がしてきたのだよ。

写真のアルバム『Memory Almost Full』はスターバックスから出している。

大御所が、言ってみれば「海のものとも」のレーベルから出す決断。

そしてその一曲目がまた、力の抜けたバンジョーソング。

Dance tonight by Paul McCartney(→クリック! YouTubeで動画を見ることができます)

結婚も3回やってるし。

うーん。ポール、おそるべし。