仮想通貨の人気はその射幸性にある。

不労所得がケタ違いに増えていく。

同時に、ケタ違いに減る可能性もある。

そしてそれは人為的には操作不可能だ。

しかも、いつサイバー攻撃に遭うかわからない。

含み益が600万円に達した都内の男性会社員(32)は

ネットから切り離して、仮想通貨を自身で保管管理できる

ハードウェア・ウォレットを購入した、

と今朝の新聞記事に載っていた

(ちなみにハードウェア・ウォレットはアマゾンで15,000円ちょっとで買える)。

ただこの場合も、「所有」を前提としているため、「失うことへの恐れ」

から解放されていない。

人それぞれ、人生の哲学は違うだろうが、ぼくなら自分へ投資する。

旅に出るとか、本を読むとか、専門家に指導してもらってトレーニングするとか、

勉強会に参加するとか。

仲間と楽しい時間を過ごすとか。

自分への投資は所有にならない。

サイバー攻撃にも遭わない。

最もリターンの大きい投資なのだ。