昨日はMAIDO-international最終回。

12期宇宙(そら)組卒業プレゼンテーション大会&大同窓会。

豪華客船ミシガンを貸し切って琵琶湖上で盛大に行った。

豪華客船ミシガン 撮影・藤田<ミク>幸次(JOYWOW専属カメラマン)

そして今朝。

MAIDO-international合同グループにぼくは

MAIDO-NEXTの旗揚げを宣言した。

その文章をそのまま掲載します。

【MAIDO-NEXT始動にあたり】

昨日のMAIDO-CUPでお話した内容の延長にあるのは、

やはりMAIDO-NEXTしかないのです。

大企業・大組織の終焉

みずほ銀行がここ10年で19,000人をリストラする。

三菱東京UFJ銀行も店舗数を減らす・・・

金融だけでも既に「大きな組織が要らなくなった」という現象を示しています

(見方を変えれば、金融に長じた優秀な頭脳が街に流出するわけで、

中小企業としては人財の獲得チャンスです)。

そう、これからの商売に「たくさんの人を1つの組織に封じ込めておく」必要はどこにもない。

エコシステムで、つながればそれで良い。

ところが大企業社員は構造的に「匿名」であり、「個人」でつながりあうことができない。

よって、大企業は、内部から崩壊していく。

かつて恐竜が滅んだのと同じく。

IBMワトソンの無償化も、大企業社員の無力化を高速で進めていく。

ただコンビニやスーパー店員がロボット化するだけではなく、

これまでの大企業中心の経済の構造そのものを変えていく。

高橋靖和氏率いるステイゴールド社

AIのトップランナーとして、さらにこれを加速するはずです。

非線型の商売:売って終わり、ではない

商品とお金の交換で終わるのではなく、共感が接着剤となって、

人と人が個人名で(匿名ではなく)つながりあい、

ただの商売ではなくて、

人間としてお互いに磨き合うような、そんな関係になる。

JOY+WOW+LOVE and FUNがぐるぐる循環する。

例えば、Uber/Liftはサービスの提供者(ドライバー)と

顧客(乗客)が互いに互いをレビューし合う。

つまり、「気持ちよく過ごしたいのは互いさま」

という至極当然の、人間なら当たり前の感情を大切にするビジネスモデル。

凹を埋めない

グダグダでいい。凹のない人間はいない。

その凹をさらけ出すことで、「ひと肌脱ごう!」という協力者が現れる。

ネコリパ、ひよりの成功はあさかやりさが凹をさらけ出しているから。

小さな経済になる

事例で説明します。

霧島のひより保育園、天文館のそらのまち保育園、京都北山さとのやま保育園、

など、哲学は同じだけど、それぞれのエリアに合ったエコシステムを形成する。

大企業が目指してきた大きな経済ではなく、小さな経済がいくつも作られていく。

UIとUXが鍵になる

大企業がきちんとできなかった部分、

たとえばUI(ユーザータッチ)とUX(ユーザー体験)に商機がある。

カレーを食べるとします。

カレー食べておいしいね、というのがUX、カレーを食べるときのスプーンやお皿がUI。

ここに神経を集中してうまくできるのは小さな組織や個人。

そしてそのためには教養が必要。

UIとUXをわかりやすく言うと、絆

エコシステム内の絆こそが、商機になる。

この花火はただの花火ではないから涙が出る

たとえば、昨日MAIDO-CUPラストの琵琶湖上空に打ち上がった花火。

船上で見たみんなが、なぜ思わずうるうるきてしまったのかといえば、ただの花火ではなく、

1. 自分たちのためにムービーが一所懸命仕込んでくれたことへの感謝

2. MAIDOもこれが最終で、楽しいこんな集まりも次はないかもしれないという寂しさ

などなどの各自の思いによって、空高くあがった花火との間に目には見えないけれど、

「絆」が出来上がったから

です。

ここが、新しい商売でいうところの「絆」なんです。

*写真は 竹本久美子(くみちゃん)撮影。ありがとう!

教養の時代

教養とは、行動である。

たとえば、昨日、雨の中、駅から会場まで会社の車を出してピストンで参加者を送り届けてくれた

寺田元ちゃんの行動。あれこそが教養。

そのためには;

1. 勉強しつづける

2. 「外」と積極的に交流して環世界を更新しつづける

あり方と、あり方が紡ぎ出すストーリーが人を動かす

1997年、スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した際に言った言葉。

「われわれアップルは、ただコンピュータの箱を売るのではない。

世界を変えることができると真剣に信じて行動する

クレイジーな人たちにシンパシーを感じ、応援する人としてのブランドだ。

四角い穴に丸い杭を入れようとする人たち。

Think Differentキャンペーンはこれをテーマとして、一貫して続けていく」

これにならい、阪本とゆかり(JOYWOW)は、

「商売の世界にJOY+WOW+LOVE and FUNを生み出せると

真剣に考えている人たちを一人でも増やし、広めていく」。

MAIDOはそういうエコシステムでありたい。

新しい人を増やすのではなく、

既にMAIDOエコシステムにいる人たちと、

さらに深掘りし、広げる活動に力を注ぐ。

これが、MAIDO-NEXT。

2017年10月29日、始動。