今月からスタートしたMAIDO-international8期

でも重要なテーマにしているのだが、現在の

ぼくのメインテーマは

事業の最適なサイズ

だ。

基本にあるのは「自然なあり方」。

動物は、必要以上に食べない。

必要以上に食べたり飲んだりして、

その後断食したり(お金払ってまで!)二日酔いになったり

するのは人間だけである。

だからこそかわいいのだけど。

調子いいときほど、

もっと、もっと

の気持ちにちょっとブレーキをかける必要がある。

従業員数が多いとか、事業所数が多いとか、世界各地でビジネスしているとか

そういう、「数の多さ」に無条件にプラスの符号をつけていい時代は終わった。

事業を組み立てるレゴブロックを与えられたとする。

必要なブロック数はいくつだろう。

この考えに至って以来、ぼくは「限る」ことに注意を払うようになった。

「やろうと思えば、できる。でも、本当に必要だろうか?」

『大学』に「至善に止(とど)まる」というフレーズがある。

「ここから先は、やらない」線引き。

「それ以上やったら、うちのブランドではなくなる」

とはいえ、そこは自然にいくので、「線ひいたけど、超えちゃうのもアリだよね」

という柔らかさも、必要だ。

映画『クラウド・アトラス』(→)

で、人類が地球に住めなくなった理由について、こんなセリフがある。

「Hunger for more」

翻訳すれば、「足りないものへの『もっと』!」

足るを知るのは難しい。

でも、ポイントは、

「それやって、ほんとうに楽しめるか?」

だ。

この自問で、ぼくは今朝、企画を4つ、捨てた。

やれば儲かるかもしれないが、楽しくないからだ。

それはJOYWOWじゃない。

LOVEがない。FUNもない。

自然を、目指そうと思う。

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