売るのではなく、売れる

伝えるのではなく、伝わる

ためには、

売りたい・伝えたいコア・アイデア=商品

をある決定的な場所に投下すると良い。

決定的な場所とは、「その商品を欲しいと思ってもらいたい

誰か」のいる場所だ。

昔の事例だが、子どもの本のリトル・ゴールデン・ブックス

の1950年発刊『DOCTOR DAN  THE BANDAGE MAN』

では、主人公の子どもDanがバンドエイドを楽しく使って

大活躍する。

お母さんの髪型、服装が50'sでいいね!

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本物のバンドエイドが二枚、本文扉に貼り付けてある。

これは、「子どもに欲しいと思ってもらいたい」

動機のマーケティングだ。

実際に買うのは親たちだが、子どもたちに「バンドエイドが欲しい!」

という動機付けをしたわけである。

本の中で、ぬいぐるみに、ペットに、バンドエイドが使われている。

使用方法の提案もしているのだ。

最小限の努力、費用、時間で、決定的な場所にコア・アイデアを

投下した好例だと思う。

あなたのブランドにとって「決定的な場所」とはどこだろう?