24時間テレビは嫌いだ。

なんだか、そこに出ている人がみんな「いい人」な顔と表情になっていて、

気持ち悪いから。

ところが、最近のテレビ、メディア(ソーシャル含む)、世の中、みな

「24時間テレビの文脈」になりつつあるのが気持ち悪い。

そんなもんじゃねえだろう。

そんなん、ちゃうやろう。

いま日本が置かれている状況は、「自らの問題として真剣に考え、判断し、行動する」

ことであって、「だれかかわいそうな一部の人に救いの手を」さしのべるなんて

「観客席にいる」態度なんて、とってたらあかんやろ。

この点、阪神・淡路の時と違う。あれは局地的な災害やった。

今回の放射能汚染は、地球規模だ。

「人ごと、ちゃう」のである。

サルコジ大統領が来たりするのはよほど「やばい」状況になっている証拠やん。

アメリカもフランスも、原発で経済が成立しているから、そしてグローバルエコノミーは

すべてリンクされていて、そう、リンクエコノミーやから、原発がこれでアウト、

となったら、地球規模で経済破綻してしまう。

ぼくもフェースブックでjoywowhopeやってるけど、まちがっても24時間テレビには

ならんように気をつけている。

そんな中、昨日川越満さんから聞いたこんな話がとても好きだ。

震災チャリティ飲み会をやった。

それはいいのだが、幹事がいつものクセで、つい、店の予約を「飲み放題」

にしてしまった。

意味ないじゃん!

ぼくはこういう、人間的なヌケ感が大好きで、こういう感覚で「今」を乗り切りたい

なあ、と思うよ。

BryantPark近所の歩道にいたドナルド。ほとほとかわいくない

BryantPark近所の歩道にいたドナルド。ほとほとかわいくない