いよいよ北海道から帰る日、12月2日

新千歳空港に行く前に、支笏湖(しこつこ)に寄ろう、となった。

同行はハヤカツさんと、ひさやん。

ハヤカツ、ひさやん、そしてシミカツの三人はぼくのニューヨークの家へ

遊びに来てくれた三人組。2001年のことだ。

支笏湖に車を止め、駐車場から湖に向かうと、自然と到着する

アプローチに、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水のうた(→クリック!)がある。

清々しい

清々しい空気。建物は無料の足湯です

左 ひさやん 右 ハヤカツ

左 ひさやん 右 ハヤカツ

足湯につかりながら、ひさやん、ハヤカツと久しぶりに談笑。

時が湖とぼくらの間をゆっくり行ったり、来たりする。

たっぷり楽しんだあと(無料というのは嬉しいね)、湖へ。

ボートもお休み

ボートもお休み

冬の支笏湖もいいものだ。だれも人がいない。

土産物屋さんも、この季節はお休みのところが多い。

一店、やっているところがあったので入ったら、引き戸のドアを

開けた途端、

ブーーーーーーーーーーーーーーー

と、まるでセコムの防犯ベルみたいな音が鳴り、びびった。

その音に反応したかのように土産物を置いたディスプレイに

パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ

と照明が点灯したのにまたびっくり。

さらにその照明の下に怪獣ブースカがいたので びっくり。

ブースカ話は長くなるので、今度またゆっくりお話しますね。

謎のブースカ。

え? 気になる?

木彫りのブースカがいたんですよ。

しかも、それが「非売品」の札がかかっている。

これはどうしても気になるので、鼻歌うたってる店のおやじさんに聞いた

わけです。

「ああ。ブースカ、13個作ったですよ。それをですね、円谷プロにですね、

送ったですよ。すると、全部出来が違う、というんで、ダメだって。

だから、ブースカ、言えんのですよ。ただの怪獣、ということならOKなんです。

で、12個売れたですよ。最後、1個だけ残ったので、記念に置いてあるんですよ」

思い入れがあって売れない、ということなのだろう。

と、記念の非売品ブースカの右を見ると、何と! そこにはカラーのブースカが!

こちらは販売していて、たしか、5,000円くらいだったかな?

このお店は木彫りの人形を一杯売っていて、アイヌの酋長やら、定番のくまやら、

何やらがある。「トレンド」をきくと、くまとか、アイヌの男の子と女の子の人形は

もう売れ筋ではなくなっていて、いま「キテる」のは白いふくろうとのこと。

すべておやじさんがデザインし、旭川の作家さんに掘ってもらっている。

結局何も買わずに店を出たのだが、ひさやん「愛がありますね!」。

同感!

さて、その日のランチは名物のスープカレーを食べよう、と決めていた。

検索し、「新千歳 スープカレー」で出て来たネットクチコミで評判の店の

目星をつけていたので、行った。

すると、こんなやる気の全く感じられない(失礼!)たたずまい。

来るなら来なさい、という挑戦的なオーラ

来るなら来なさい、という挑戦的なオーラ

しかもドアがこんな感じで「閉じて」いる

しかもドアがこんな感じで「閉じて」いる

客席ヨコでにらんでます

客席ヨコでにらんでます

照明暗く、店内はスパイシーな空気が

照明暗く、店内はスパイシーな空気が

読解に時間のかかるメニュー

読解に時間のかかるメニュー

とまあ、とにかく「客、来るなら来なさい!」という面白いスタンスのスープカレー

屋さんなんだけど、店内は平日なのに一杯。しかも女性が多い。女性だけの

お客さんが多い店はおいしいに決まっているという法則の通り、

食べてみたら、最高にうまかった! あったまった!

もう一度食べたい絶品のスープカレーでした(⇒クリック!)

最後の最後までおいしい北海道でした!

ありがとう!