仕事のできる人の特性は次の3つ。

1. 連絡がすぐにつく

2. 返球が速い

メールやFacebookメッセージ、ちゃんと返球できない

場合でも「見た」「あとでちゃんと返信する」

という意味の返球をとりあえず返す。

仕事のできる人は、イベントの出欠を速攻で返す。

幹事さんの仕事を楽にするためだ。

残念な人は、返事をしない。

しても「保留」にする。

「保留」だと却って幹事さんは困るのだ。

3. 次の人への思いやりがある

「次工程はお客さま」の精神で、

次の人の時間に余裕を与えてあげる。

仕事の始まりと終わりまでを一本の

棒とイメージしてみよう。その棒を

何人かで支え持っている。

棒の長さは時間を可視化したものと

考えてもいい。

先に棒を持った人は、

次の人の仕事に注げる時間の長さに責任がある。

棒の長さは一定なのだから、自分が先食い

してしまったら後の人の分が減る。

ところが、残念な人はたいてい

この感覚が鈍い。

4/5が締切りとわかっていて、

4/4に着手する。ひどい場合は

4/5にとりかかる。

ならばと棒の後のほうにその人を

配属すると、納期管理ができない

ことは同じだから、結局棒の長さを

伸ばす=納期を延ばす

ことになる。いずれにしても

良いことにならない。

 

良い仕事とは、派手なヒット商品のアイデアを

生みだすことでも、おしゃれなロゴマークを

デザインすることでもない。

マスコミで報道されたり、ビジネス番組でネタになる

「起死回生のヒット」みたいな話ではもちろんない。

地味な連絡を重ね、納期を守り、粘り強く試行錯誤

を積み上げて行くこと。

このプロセスこそが、良い仕事なのだ。

そして、そのプロセスを任せられる人が

良き仕事人なのである。

仕事のできる人なのである。

大好きな「馬車道」駅ホームの椅子。これも膨大なプロセスの成果なんだろうね。

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