マーケティングの鉄則は

狭く、濃く

だ。

現実に、

「ぴあ」

などでも、狭域(きょういき)のテーマ

が売れているという。

たとえば、

『ぴあ足立食本 2014』(→)

足立ですよあなた。

ぼくは足立がどこにあるのかさえ、知らない。

これが「渋谷」だと売れ行きが悪いそうだ。

あまりに情報過多で、きっと読者もデジャブ感が強いのだろうね。

大阪だとどこだろう?

「天満」とか「福島」とか、

ひょっとすると

「喜連瓜破(読めないでしょ? 『きれうりわり』です)」とか

ありかも(笑)

あと、やはり購買層は圧倒的に30代後半から40代女性なので、

彼女たちは何を目的として雑誌を買うかというと

「ランチ」なんだって。

だからランチが充実している地区は雑誌になりやすい。

おとーさんがワンコインでランチ食べているのに、

女子たちは豪華に2000円ランチを楽しんでいるのだ。

あと、『ステージぴあ』という雑誌もあって、

演劇劇場だけに絞って置いておくのだけど、

35,000部があっという間になくなるという。

これもインタレスト=演劇

という絞り込みが奏功しているのだろうね。

面白い!